VS エメリヤー・エンコヒョードル

現PRIDEヘビー級王者エメリヤー・エンコヒョードル(当時世界最強の皇帝)の試合は、壮絶な緊張感のある打撃戦に、じりじりと間合いを詰めるヒョードル大きな右のロングフック、藤田もカウンターで返す、その後すぐにヒョードルののロングフックが藤田の顔をヒットし、のがれるように自ら下になるがグラウンドで下にならないようにヒョードルが蹴ってきた足を取り同時に立ち上がりそのまま片足タックルへ行くが、腰の強さを見せるヒュードルは倒れず再びスタンドへ、左右のパンチを振り回し前進するヒョードルに藤田のカウンターの右フックがヒョードルの目尻をとらえた、ヒョードルの体が大きくぐらりと泳ぎ、ヒョードルは何とか組み付くと藤田はすぐにわきを差し、テイクダウン、上を取ることに成功。場内のモニターにガードポジションのヒョードルが映ると左目尻からの出血を確認し確実に利いている、しかし、すぐにヒョードルがひざを立てて立ち上がると、藤田はヒョードルを高々と持ち上げてテイクダウンを狙うが驚異的なバランスでヒョードルはしのいでいく4分経過、恐ろしい回復をみせるヒョードルは休まず、左右のストレートで飛び込むと強烈な左ミドルキックそこでガードが下がった藤田の顔面を左フックで打ち抜き、藤田がマットに崩れながらも片足をつかみにかかるとすぐさまバックに回り、胴絞めチョークスリーパーで追撃し、藤田からVT初のタップを奪った。


セコンドには高橋義生、ケンドーカシン、田代ボクシングトレーナー